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イザヤ 33章1〜24節 2018年1月19日 |
主よ、われわれをお恵みください、
われわれはあなたを待ち望む。
朝ごとに、われわれの腕となり、
悩みの時に、救いとなってください。(2) イザヤの見ていたのは非常に厳しい神の裁きでした。まだ彼の時代の人々はそこまで大きな困難が襲ってこようとは思っていなかったことでしょう。しかし、主にすがることをせず、他の人や国、武器や偶像にすがって生きるのはとても愚かなことです。
イザヤは裁きを告げながら、自らもイスラエルの民の一人として、神のあわれみを求めて祈ります。「主よ、われわれをお恵みください」。そして、イザヤは主が本当に、イスラエルを再び恵んでくださることを知っていました。もう一度、エルサレムの都が栄え、そこに平和が回復され、主が礼拝され、祝われることをイザヤは見ます。そこに国が堅く建てられ、誰もその国を揺るがすことはできないでしょう。
そしてイザヤは言います。「主はわれわれの王であって、われわれを救われる」。この主を王として抱く者は何も恐れる必要はないのです。
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