バックナンバー
|
イザヤ 39章1〜8節 2018年1月25日 |
ヒゼキヤは彼らを喜び迎えて、宝物の蔵、金銀、香料、貴重な油および武器倉、ならびにその倉庫にあるすべての物を彼らに見せた。家にある物も、国にある物も、ヒゼキヤが彼らに見せない物は一つもなかった。(2) 病気が癒されたヒゼキヤはとても喜び、主をあがめたことでしょう。彼は主から十五年という年月をいただきました。ただここで重要なのは、癒されて主から与えられた年月をどのように生きるかということでした。
さて、ヒゼキヤが病気の中から元気になって復帰したことを聞いてバビロンの王は使者をエルサレムに遣わします。当時の世界の支配者はアッスリヤでした。バビロンはその下にある一地方であり、またアッスリヤの対抗勢力として知られていました。バビロンからの使者は単にヒゼキヤの快気祝いに来たというだけでなく、ヒゼキヤとの同盟についても提案をもちかけたことでしょう。イザヤはバビロンからの使者を喜び、無邪気に国の宝を全部見せたのでした。イザヤはヒゼキヤのうちに、やはりバビロンにすがろうとする危うさを見たのでしょう。主にすがったヒゼキヤの姿が三六章から語られました。しかし、そのヒゼキヤもまた救い主を必要としていました。
|
|
|