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イザヤ 27章1〜13節 2018年1月12日 |
後になれば、ヤコブは根をはり、
イスラエルは芽を出して花咲き、
その実を全世界に満たす。(6) 「逃げるへびレビヤタン」はアッスリヤ、「曲がりくねるへびレビヤタン」はバビロン、「海にいる龍」はエジプトを指していると言いますが、同時に、私たちを誘惑し、主から引き離そうとする悪の力を象徴しているとも言えるでしょう。イスラエルは主に背いて、大きな国々の支配下に置かれ、また捕囚の民として全世界に散らされます。しかし、主は、「わたしの保護にたよって、やわらぎをなせ」とご自身の民を招かれるのでした。
イスラエルが主に信頼し、主に叫んで、助けを求める時に、民はふたたび集められて、主の山で主を礼拝します。そして、民は再び、根をはり、芽を出し、花を咲かせ、実を結んで、その実を全世界に満たすようになるのです。根をはるとはそこに根を下ろし、しっかりと土台を据えていくことです。根は外側からは見えないのですが、根をはることなしに、花を咲かせたり多くの実を結ぶことはできません。私たちも主に根をはり、実を結ぶお互いでありたいと思います。
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