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エレミヤ 45章1〜5節 2018年4月20日 |
見よ、わたしはすべての人に災を下そうとしている。しかしあなたの命はあなたの行くすべての所で、ぶんどり物としてあなたに与える (5) バルクはエレミヤの筆記者でした。エレミヤと共に歩むということはバルクにもとても厳しい歩みを強いることになったことでしょう。エレミヤがカレヤの子ヨハナンにエジプトに下ってはならないと語った時にも、人々は「エレミヤはバルクにだまされているのだ」とバルクを非難したのでした。バルクの生涯には苦しみ・悲しみ・嘆き・疲れがあふれていました。バルクには安息がありませんでした。
けれども、主はバルクに語られます。神は平気な顔をしてイスラエルを裁き、滅ぼされたのではない。イスラエルは神ご自身が植えられたものなのだ。神は決して平気な顔をして災いを臨ませておられるのではない。そこには大きな痛みがあり、嘆きがあるのです。それは神のもの、神が植えられた民、神が愛しておられる町だったからです。そして主は主の働きの一端を担っていたバルクに、その命が守られることを告げられたのでした。
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