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エレミヤ 27章1〜22節 2018年3月30日 |
あなたがたは、バビロンの王のくびきを自分の首に負って、彼とその民とに仕え、そして生きなさい。(12) エルサレムに、エドム、モアブ、アンモン、ツロ、シドンの王たちがやって来ました。イスラエルとは度々敵対した王たちでしたが、バビロンの王ネブカデネザルにどのように対抗するかということで中東の小国家が集まって対策を練っていたのかもしれません。しかし、エレミヤはそこに綱とくびきを首につけて現れ、ネブカデネザルに仕えるようにと勧めたのでした。
エレミヤの時代、とても勇ましい預言をする預言者たちもいました。けれども、彼らは遣わされていないのに、偽って預言していました。彼らは主の言葉を聞いていないのに「主の言葉」と言って語りました。彼らの語っているのは預言者たちの期待であり、彼らは人々の思いに合わせて語っていたのです。主の宮は破壊され、そこにある器はバビロンに持って行かれようとしていました。もちろん、エレミヤはそのことを願っていたのではありません。エレミヤはイスラエルの民が悔い改め、主の御手に自らを委ねて生きることを願っていたのです。
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