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エレミヤ 25章1〜14節 2018年3月27日 |
ユダの王アモンの子ヨシヤの十三年から今日にいたるまで二十三年の間、主の言葉がわたしに臨んだ。わたしはたゆまずにそれをあなたがたに語ってきたが、あなたがたは聞かなかった。(3) エレミヤが神に召命をいただいて預言を始めたのはヨシヤ王の治世の十三年でした。それからエレミヤはエホヤキムに代が変わってもずっと同じメッセージを語り続けてきました。エレミヤの語ったメッセージは実はエレミヤの前に遣わされて来た預言者たちもずっと語り続けてきたメッセージでした。「今その悪の道と悪い行いを捨てなさい。そうすれば主が与えられた地に永遠に住むことができる」と主は語られたのです。しかし、ユダの人々は主に従おうとせず、手で造った神々を拝み続けました。南ユダ王国もバビロンに滅ぼされようとしていました。それはまさに人々の罪のゆえです。しかし同時に、主はエルサレムを荒れ地にするバビロン帝国自身も七十年の後に荒れ地になるとおっしゃいます。神は公平なお方です。
私たちは語り続けられる主のお声をきちんと聞いて従う者たちでありたいと思います。
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エレミヤ 25章15〜38節 2018年3月28日 |
叫びは地の果にまで響きわたる。
主が国々と争い、すべての肉なる者をさばき、
悪人をつるぎに渡すからである (31) イスラエルの民は主に背き、主の手からその怒りの杯を飲みました。主が愛され、その名を置かれたエルサレムは滅ぼされて廃墟になろうとしていました。しかし、同時に、主はイスラエルの周辺諸国や、イスラエルを滅亡に導いたその当時の超大国に対しても裁きを告げられます。
主は単にイスラエルの神であるだけではありません。確かに主はイスラエルを救い、イスラエルの民をご自身の民とし、また御自分をイスラエルの神と名乗られました。しかし、それはその当時の多くの国々の人々が思っていたように、イスラエルがいわゆる一つの民族の中だけの神だということではありませんでした。主はイスラエルを通して、ご自身の力と真実とを世界のすべての民に証ししようとしておられました。このお方は公平で正しい裁きをなさるお方です。イスラエルの滅亡を喜んだ周辺の国々や、その当時の超大国であったエジプトやバビロンにも、主の裁きが臨もうとしていました。
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