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エレミヤ 43章1〜13節 2018年4月18日 |
こうしてカレヤの子ヨハナンと軍勢の長たちおよび民らは皆、主の声にしたがわず、ユダの地にとどまろうとしなかった。(4)
「われわれは良くても悪くても・・・われわれの神、主の声に従います。われわれの神、主の声に従うとき、われわれは幸を得るでしょう」と語ったカレヤの子ヨハナンと残された民ですが、エレミヤを通して告げられた主の言葉が自分たちの思い・期待に添ったものでなかった時、態度をガラリと豹変させます。そして、「あなたは偽りを言っている」とエレミヤに言い放つのでした。彼らは、エレミヤとその筆記者バルクを無理やりに引き連れてエジプトに下ります。彼らはバビロンを恐れ、自分たちを守ってくれる存在としてエジプトにすがったのです。彼らはエジプトに身を寄せたら、バビロンが怒り狂って自分たちに襲いかかってきても安全だと考えました。けれども主が期待し、願っておられたのは、彼らが自分たちを守ることのできる存在、苦難の時の確かな避け所として神にすがるということでした。彼らがすがったエジプトが全く頼りにならないことはすぐに明らかになりました。
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