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エレミヤ 41章1〜18節 2018年4月16日 |
これは、ネタニヤの子イシマエルが、バビロンの王によってこの地の総督に任じられたアヒカムの子ゲダリヤを殺したことにより、カルデヤびとを恐れたからである。 (18) ネブカデネザルは捕囚にならずにその地に残された民のリーダーとしてゲダリヤを立てます。けれどもアンモン人の王バアリスに操られたネタニヤの子イシマエルはゲダリヤを殺害します。イシマエルがゲダリヤ暗殺を企てていることは事前に情報としては漏れていました。しかし、ゲダリヤはイシマエルを疑うということをしなかったのです。人を信じるということはすばらしいことですが、彼はあまりにも無防備であったと言えるでしょう。 カレヤの子ヨハナンはイシマエルを追い、すべての捕虜を解放します。けれどもヨハナンと残された民たちはカルデヤ人(バビロン人)を恐れます。バビロンが残された民のために立てた総督ゲダリヤをイシマエルが殺害してしまったからです。彼らは不安と恐れにとらわれていました。彼らの恐れは想像に難くありません。ただ彼らが恐れるべきだったのはバビロンではなく、神ご自身でした。
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