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エレミヤ 4章1〜31節 2018年3月4日 |
ユダの人々とエルサレムに住む人々よ、
あなたがたは自ら割礼を行って、
主に属するものとなり、
自分の心の前の皮を取り去れ。(4) 主は言われます。「もし、あなたが帰るならば、わたしのもとに帰らなければならない」。イスラエルの民は国が危機に陥ると、なぜそのような状況になったのだろうと考える中で、時に、他の偶像にすがったり、また他の強国にすがって危機を乗り越えようとするということがありました。しかし、もちろん、イスラエルが帰るべきだったのは、生ける主のもとでした。
「割礼」はイスラエルの民が神に選ばれた者であることのしるしでした。けれども、彼らはその儀式を守ることだけで満足してしまい、その割礼に表された神の民としての実質を見失っていました。確かに神殿で主を礼拝することも行われていたでしょう。しかし、彼らは多くの偶像をも拝んでいました。破壊と滅びが迫っていました。主が求めておられたのは彼らが罪を離れ、自分の汚れを捨て、心に割礼を受けて、主のものとして生きるということでした。
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