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エレミヤ 40章1〜16節 2018年4月15日 |
あなたがたが主に対して罪を犯し、み声に従わなかったから、この事があなたがたの上に臨んだのだ。(3) 主がその名を置かれた都は廃墟となってしまいました。エレミヤも、どれだけその預言が成就しないことを願ったことだろうかと思います。しかし、主がエレミヤに語られた通りのことが起こりました。エレミヤはその悲惨な状況のただ中にいたのです。そして、エレミヤが語った主の言葉はバビロンの軍隊にも伝わっていました。確かにバビロンは強大な軍事力を持っていたことでしょう。けれども、エルサレムが陥落したのは、バビロンが強かったからではなく、イスラエルの民が主に聞き従わなかったからなのです。
エレミヤはバビロンの軍隊に救出され、バビロンへの捕囚の民に加えられていました。捕囚の民はみな鎖でつながれていましたが、エレミヤは鎖を解かれ、解放されます。エレミヤには選択権が与えられました。バビロンに行って、生活を保証された中で歩むか、または荒廃した都に残り、捕囚に加えられなかった人々と共に歩むかです。エレミヤは楽な道ではなく、あえて困難な道を選んだのでした。
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