バックナンバー
|
エレミヤ 26章1〜24節 2018年3月29日 |
主はわたしをつかわし、この宮とこの町にむかって、預言をさせられたので、そのすべての言葉をあなたがたは聞いた。それで、あなたがたは今、あなたがたの道と行いを改め、あなたがたの神、主の声に聞き従いなさい。(12〜13) エルサレム陥落前は、なお主の宮で礼拝がささげられていました。主は、エレミヤに、主の宮に礼拝のために来ている人々に、おのおのその悪い道を離れるようにと語らせられました。主は主の宮で礼拝している人々だったら、ご自身の警告を聞いて悔い改めるかもしれないと期待されたのでしょう。また言い換えると、主を礼拝するために上ってくる人たちも多くの悔い改めるべき罪があったということでもあります。その礼拝が生活と結びついていなかったのです。
エルサレムが陥落し、主の宮が廃墟となることを語ったエレミヤに人々は激怒します。そしてエレミヤを捕らえて死刑にしろと叫ぶのでした。しかし、この時、民のつかさたちは冷静に対処します。彼らは、主を恐れ、主の恵みを求めるべきでした。そして彼らはそのことを自覚していました。しかし、結局、エレミヤを守った人々も、主に立ちかえるということはありませんでした。
|
|
|