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エレミヤ 11章1〜23節 2018年3月11日 |
わたしの声を聞き、あなたがたに命じるすべてのことを行うならば、あなたがたはわたしの民となり、わたしはあなたがたの神となる。(4〜5) イスラエルの民がエジプトで奴隷であったところから救い出された時、主はシナイ山に民を導き、そこで民と契約を結ばれました。それは、主の声を聞き、その御声に従うときに、イスラエルの民は神の民となり、主は彼らの神となってくださる、またイスラエルの民に乳と蜜との流れる地を与えてくださる、というものでした。イスラエルの民でしたら誰でも知っている神との約束です。そして、イスラエルの民はそこで、主に聞き従うことを約束しました。
しかし、その後のイスラエルの歩みは神に背き続けるものでした。エレミヤは主の言葉を語り、裁きの時が近づいていることを語ります。けれども、民はエレミヤの言葉を聞こうとはしませんでした。エレミヤの出身地であったアナトテの人々もそうです。エレミヤは故郷の人々から、「主の言を語るな」と脅され、命をねらわれることになります。しかし、主はエレミヤを守られたのでした。
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