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エレミヤ 38章1〜28節 2018年4月13日 |
どうか、わたしがあなたに告げた主の声に聞き従ってください。そうすれば幸を得、また命が助かります。(20) エルサレムがバビロンの軍勢に打ち破られることを予告したエレミヤに対して、つかさたちは怒りをあらわにします。国が危機の中にあって、民や兵士たちの士気が低くなるようなことを言ってもらっては困るということだったでしょう。ゼデキヤはエレミヤをつかさたちの手に委ねましたので、彼らはエレミヤを泥の中に投げ入れたのでした。
そのような中でエレミヤを救ったのは王の家の宦官エチオピア人エベデメレクでした。異邦人であった彼がエレミヤのために王に進言し、彼を穴から救い出したのでした。
その後もゼデキヤ王は度々エレミヤを呼び出して、主の言葉を尋ねます。彼がエルサレムの陥落を預言し、またバビロンに降伏することを勧めたのは、それが主の言葉だったからです。そして主がそれを語られたのは、イスラエルの罪に対する神の裁きの中にあっても、彼らが命を得るためでした。
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