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エレミヤ 2章1〜37節 2018年3月2日 |
行って、エルサレムに住む者の耳に告げよ、主はこう言われる、わたしはあなたの若い時の純情、花嫁の時の愛、荒野なる、種まかぬ地でわたしに従ったことを覚えている。(2) 主は、イスラエルの民をエジプトからあがない、救い出されました。そして、モーセに率いられたイスラエルの民はシナイ山のふもとで律法を与えられ、また神と契約を結びます。その後、様々なことがあって、イスラエルの民は荒野を四十年間歩むことになります。それは彼らの不信仰の結果としての四十年でしたが、同時に、その四十年の間に、彼らの奴隷根性・奴隷としての生き方が叩き直され、神の民としてのアイデンティティーを確立していったとも言えます。主はイスラエルと歩んだ荒野の時期を「若い時の純情、花嫁の時の愛」と思い起こされます。主はイスラエルを愛し、またイスラエルの民も主を愛していました。
しかし、イスラエルの民は「生ける水の源」である主を捨てて、木や石の神々にすがり、またアッスリヤやエジプトにすがっていったのです。それらは決してイスラエルの民を満たすことはできませんでした。
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