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エレミヤ 3章1〜25節 2018年3月3日 |
「背信の子どもたちよ、帰れ。
わたしはあなたがたの背信をいやす」。
「見よ、われわれはあなたのもとに帰ります。
あなたはわれわれの神、主であらせられます。(22) 北イスラエル王国は神を捨て、偶像を拝みこれに仕えました。神を愛して生きるべきイスラエルの民にとってこれはまさに浮気でした。そして北イスラエル王国はアッスリヤ帝国に滅ぼされてしまいました。南ユダ王国の人々はそれを見ていましたが、彼らもまた主を捨て、偶像にすがりこれに仕えていったのでした。
主は「背信のイスラエルは不信のユダよりも罪が少ない」とおっしゃって、「背信のイスラエルよ、帰れ」とおっしゃいます。そして言われるのです。「帰れ、わたしはあなたがたの背信をいやす」。
イスラエルの民だけではありません。南ユダ王国も、また他のすべての民も主のもとに集まってくる、とエレミヤは語ります。この「帰る」という言葉は「悔い改め」を意味する言葉でもあります。まさに、すべての民が自分がいるべき所から離れていることを認めて、主に立ち帰る日をエレミヤは見ているのです。
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