バックナンバー
|
エレミヤ 35章1〜24節 2018年4月10日 |
レカブの子ヨナダブがその子孫に酒を飲むなと命じた言葉は守られてきた。彼らは今日に至るまで酒を飲まず、その先祖の命に従ってきた。ところがあなたがたはわたしがしきりに語ったけれども、わたしに聞き従わなかった。(14) 主はエレミヤをレカブ人のところに遣わされました。エレミヤは彼らを主の宮の一つの部屋に連れてきて、お酒を飲むようにと勧めたのでした。しかし、彼らは「われわれは酒は飲みません」と断言し、口をつけませでした。それは、お酒を飲むこと自体が罪だからと言うのではなく、彼らの先祖であったヨナダブが、酒を飲まず、家をもたず天幕生活を続け、畑もたねも持たないで、ただ神に信頼して生きるべきことをその子どもたち、孫たちに命じていたからです。
主はヨナダブの子孫たちを本当に喜んでくださいました。しかし同時に、一人の先達の命じたことを守る人々がいるのにも関わらず、神の命じられたことを守らず、その勧めに聞き従わないイスラエルの民がそこにいました。
主は裁きを予告されると共にヨナダブとその家のために祝福を約束されたのでした。
|
|
|