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エレミヤ 9章1〜26節 2018年3月9日 |
誇る者はこれを誇とせよ。すなわち、さとくあって、わたしを知っていること、わたしが主であって、地に、いつくしみと公平と正義を行っている者であることを知ることがそれである。(24) 神の裁きの時が近づいていました。エルサレムが陥落し、民が捕囚としてバビロンに捕らえ移されるときです。その時には神殿は破壊され、多くの人々が殺されてしまうでしょう。そのような危機が迫っているのに、その直前まで人々は平気な顔をして日々を過ごしています。神に悔い改めるべきであるのに、神に背を向け、人をだまして生きています。それでありながら、イスラエルの人々は自分たちが割礼を受けていることを誇り、神殿を誇り、自分の知恵を誇っていました。
そのような中でエレミヤは涙を流し続けます。エレミヤは「涙の預言者」と呼ばれます。エレミヤはまさにエルサレムを愛し、その国を愛して、その国に押し迫っている滅びを思いつつ泣くのです。
神は、イスラエルの人々が真に誇るべきなのは、いつくしみと公平と正義に満ちた主であることを示し、あなたは心に割礼を受けているかと迫られるのです。
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