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エレミヤ 30章1〜24節 2018年4月3日 |
主は言われる、
わたしはあなたの健康を回復させ、あなたの傷をいやす。
それは、人があなたを捨てられた者とよび、
『だれも心に留めないシオン』というからである。(17) 主は南ユダ王国の滅亡と、エルサレムの陥落について語り、神の裁きを告げられただけでなく、エレミヤを通して神の救いと回復についても語られました。イスラエルとユダをその先祖の地に帰らせ、その繁栄を回復してくださる日が来ます。主が共にいて、彼らを救ってくださるのです。神に捨てられ、誰も心にとめることはないと思われたエルサレムの傷が癒され、その健康が回復する日がきます。その日には感謝と喜びがその町にあふれるのです。
確かにそのはなはだしい罪のゆえに、彼らは深い痛みと傷とを経験しました。しかし、神のあわれみは彼らを再び立たせるのです。主はエレミヤを通して人々に、主に近づくようにと語られます。聖なる主に近づくということはまさにその存在をかけなければならない、命がけのことです。しかし、主自らもイスラエルに近づき、再びイスラエルを「わたしの民」と呼び、「あなたがたの神となる」と約束されたのでした。
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