バックナンバー
|
エゼキエル 45章1〜25節 2018年6月23日 |
イスラエルの家のすべての祝い日に、燔祭、素祭、灌祭を供えるのは、君たる者の務である。すなわち彼はイスラエルの家のあがないのために、罪祭、素祭、燔祭、酬恩祭をささげなければならない。(17) 聖所に近い区域は宮に仕える祭司やレビ人たちに与えられ、彼らが住んで、その地を所有しました。またその外側には王の所有地がありました。イスラエルでは王が主に仕え、主に託されている使命を全うすることを期待されていました。自らの力に訴えて、暴虐や略奪をするのではなく、公道と正義に歩み、正直に生きることが大切でした。
また王の大切な務めとして、祭の日や、毎月のついたち、そして安息日毎に主に向かってささげものを献げなければなりませんでした。燔祭は焼いてささげるささげもの、素祭は穀物の供え物、灌祭は油など液体の供え物です。それらを罪祭(悔い改め)、素祭(奉仕)、燔祭(全き献身)、酬恩祭(感謝)としてささげたのです。それは民の代表としての神の御前へのささげものであると共に、主の前にあるひとりのしもべとして民の前に模範を示すという意味もあったことでしょう。
|
|
|