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エゼキエル 32章1〜32節 2018年6月9日 |
わたしはエジプトの国を荒し、
その国に満ちるものが、ことごとく取り去られる時、
わたしがその中に住む者をことごとく撃つ時、
彼らはわたしが主であることを知る。(15) エジプトは大いに栄え、その権勢を誇っていました。まさにエジプトは海の中の龍のような存在でした。まさにエジプトはその川の支配者でした。しかし、多く民がその龍に網をかけ、水から引き上げてしまう。龍は殺されて、その肉を空の鳥が食うのです。エジプトは非常に栄えていました。大きな軍事力ももっていました。誰もエジプトが滅びるなど思ってもいなかったことでしょう。しかし、エジプトは滅び、人の住まない地になってしまうのです。そして主の言葉が成就するとき、人々はこのことを語られる「わたし」とおっしゃる方がおられること、このお方こそが主であることを知るようになります。エジプトがどんなに栄えてもエジプトは主ではありません。エジプトが滅びるとき、自分たちの前にも多くの大国や中小の国々が滅んでいったことに気がつきます。主は時代を超えて確かなお方です。しかし、自分たちの栄えは永遠のものではなかったのです。
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