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エゼキエル 37章1〜14節 2018年6月14日 |
これらの骨に預言して、言え。枯れた骨よ、主の言葉を聞け。主なる神はこれらの骨にこう言われる、見よ、わたしはあなたがたのうちに息を入れて、あなたがたを生かす。(4〜5) 主はエゼキエルを幻のうちに一つの谷に導かれます。そこは干からびた骨で満ちていました。主はエゼキエルに、「これらの骨は生き返ることができるか」と問われます。人間的にはどう考えても無理です。しかし、エゼキエルは「あなたはご存じです」と答えます。主はエゼキエルに、その枯れた骨に向かって預言し、主の言葉を語るようにと告げられます。けれども骨は主の言葉を聞くでしょうか。しかし、エゼキエルが主の言葉を語ったときに、骨が集まり、筋と肉と皮が生じ、人の姿になります。そして、再びエゼキエルが今度は息に向かって預言したときに、息が入って、大いなる群衆となったのでした。
枯れた骨のように全く希望もないようなイスラエルを主は回復してくださる・・・それは限りなく不可能に見えます。しかし、主の言葉が語られ、主の霊が注がれるときにそのことが起こるのです。
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エゼキエル 37章15〜28節 2018年6月15日 |
わたしは彼らと平和の契約を結ぶ。これは彼らの永遠の契約となる。わたしは彼らを祝福し、彼らをふやし、わが聖所を永遠に彼らの中に置く。(26) 主はエゼキエルに二本の木を取って、一本には「ユダ及びその友であるイスラエルの子孫のために」と書き、もう一本には「ヨセフ及びその友であるイスラエルの子孫のために」と書くようにとおっしゃいます。最初の一本は南王国ユダを、後のもう一本はヨセフの子であるエフライムが中心になった北王国イスラエルを表していました。イスラエルはソロモンの死後、北王国と南王国に分かれ、そして北王国はアッスリヤに、南王国はバビロンに征服されてその歴史を閉じました。しかし主はその二本の木を一つの木とし、一人の王が彼らを治めるようになると語られたのでした。
主はイスラエルとユダの罪をゆるし、彼らと平和の契約を結んで彼らを祝福すると約束されました。主が彼らに与えようとしておられた「わがしもべダビデ」「ひとりの牧者」とは主イエス・キリストのことです。主はこの王なるメシヤによって私たちに救いを与え、和解を与えてくださったのです。
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