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エゼキエル 43章1〜27節 2018年6月21日 |
主の栄光が、東の方に面した門の道から宮にはいった時、霊がわたしを引き上げて、内庭に導き入れると、見よ、主の栄光が宮に満ちた。(4〜5) 主はエゼキエルにエルサレムの滅びを告げられました。エゼキエルは幻の中でエルサレムに連れていかれ、エルサレムの神殿で行われている諸悪を見せられた後、主の栄光が神殿から出て去って行くのを見せられたのでした(十一章)。そしてエルサレムは陥落し、その神殿は徹底的に破壊されました(三三21)。
しかし、主はイスラエルの民をまた約束の地に帰らせ、神殿を回復し、王を立てて、その国を再興しようとしておられました。エゼキエルは幻の中で新しい神殿を見せられています。すべての偶像はすでに取り除かれ、新しい建物が建てられています。そして何よりも、大切なことは主の臨在が宮の東側から神殿に入ったということです。そして主の宮はその栄光で満ちたのでした。主はご自身が選ばれた民のただ中に再び住もうとしておられました。徹底的な滅びの向こうに、ゆるしといやしと回復が備えられていたのです。
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