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エゼキエル 26章1〜21節 2018年6月3日 |
ツロは海の中にあって、網をはる場所になる。これはわたしが言ったのであると、主なる神は言われる。(5) 二六〜二八章はツロとシドンに対する神の裁きの言葉です。ツロは地中海沿岸の町で、シドンと共に非常に栄えました。地中海貿易で多くの富を得ると共に、都市国家のように大きな力をもって栄えたと言われています。ツロの人々はエルサレムがバビロンに包囲され、まさに滅んでいこうとしていたときに、エルサレムをあざけり、自分たちの繁栄を誇ったのでした。
しかし、主はそのようなツロに対して裁きを告げられます。大きな繁栄を誇った難攻不落の町ツロが滅んで、なくなってしまう。そしてその地が漁師たちが漁をするような寂れた場所になってしまう・・・エゼキエルの預言を聞いた人たちは想像もできなかったことでしょう。しかしバビロンはツロにも攻めて来ました。そしてついにアレキサンダー大王が東征してくる中で、ツロは完全に廃墟とされてしまったのでした。「主なるわたしがこれを言った」・・・すべてが主が語られた通りになっていったのでした。
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