バックナンバー
|
エゼキエル 19章1〜14節 2018年5月26日 |
あなたはイスラエルの君たちのために悲しみの歌をのべて言え。(1〜2) エゼキエルはイスラエルの王たちのために悲しみの歌をのべます。イスラエルの王たちはししにたとえられています。南ユダ王国のヨシヤ王の子エホアハズは、エジプトの王パロ・ネコによってエジプトに捕らえられていきました。またエホヤキン王は、バビロンに連れていかれました。強く、権力を持った優秀な王たちが、大国によって引いて行かれました。そして南王国ユダはゼデキヤがそのダビデ王朝の最後の王として治めていました。今度はゼデキヤはぶどうの木にたとえられています。しかし、そのゼデキヤ王も抜かれ、地に投げ打たれ、枯れ、火で焼かれようとしていました。そして、すべてエゼキエルが語っていた通りになります。
ただ、主は決してエルサレムが廃墟になるのを喜び、期待しておられたのではありません。これは悲しみの歌です。主は悲しみの歌を歌われます。主は罪を悲しみ、また私たちが心をかたくなにして、罪を悔い改めないことによって滅びるのを悲しまれるのです。
|
|
|