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エゼキエル 18章1〜32節 2018年5月25日 |
すべてのとがを捨て去り、新しい心と、新しい霊とを得よ。イスラエルの家よ、あなたがたはどうして死んでよかろうか。・・・主なる神は言われる。それゆえ、あなたがたは翻って生きよ」(31〜32) 「父たちが、酸いぶどうを食べたので、子供たちの歯が浮く」というのは、ひとりの人の生き方が、周囲や次の世代にも影響を及ぼすという意味のことわざで、その言葉にも一面の真理があります。ただこの時代には、このことわざが自分の抱えている問題を人のせいにする、責任転嫁の言葉、言い訳を許す言葉のように用いられていたようです。ですからエゼキエルは、どんなに親が悪くても、子が悔い改めて主の御心を行うなら命を得るし、どんなに親が立派で神を恐れる人でも、子が主に背を向けて歩んだら、その親の立派さは子を救うことはできないと語ります。またどんな悪い人であっても、その人が罪を悔い改めて主に立ち帰り、公道と正義とを行うなら、主はそのいのちを救ってくださいます。
主が願っておられるのは悪人が裁かれて死ぬことではありません。すべての人が悔い改め、新しい心と新しい霊とを得ることです。主はすべての人を招いておられるのです。
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