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エゼキエル 5章1〜17節 2018年5月12日 |
こうしてわたしは怒りを漏らし尽し、憤りを彼らの上に漏らして、満足する。こうして、わたしの憤りを彼らの上に漏らし尽した時、彼らは主であるわたしが熱心に語ったことを知るであろう。(13) 主はエゼキエルに頭の毛とひげをそって、その毛を三等分して、三分の一は町の中で焼き、三分の一は町の周りで剣で打ち、三分の一は風で散らすようにとおっしゃいます。それはエルサレムに臨もうとしている神の恐ろしい裁きに関する象徴的な行為でした。町の中で死ぬ者、町の周りで剣に倒れる者、そして散らされて行く者・・・いずれにしても恐ろしい裁きが臨もうとしていました。
それは神の怒りと、憤りと、重い懲罰を表していました。それは神がイスラエルに与えておられたおきてを無視し、その定めに背いたからです。主はイスラエルを愛し、イスラエルに対して熱心に語ってこられました。しかし、イスラエルの民は、神の愛を土台とした悔い改めへの熱心な招きを、最後まで拒み続けました。そして、国に恐ろしい裁きが臨んで初めて、彼らは自分たちがどんなに恐ろしいことをして来たかに気づくことになったのです。
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