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エゼキエル 28章1〜26節 2018年6月5日 |
わたしがイスラエルの家の者を、その散らされたもろもろの民の中から集め、もろもろの国民の目の前で、彼らにわたしの聖なることをあらわす時、彼らはわたしが、わがしもべヤコブに与えた地に住むようになる。(25) ツロはその繁栄のゆえに自ら高ぶり、「わたしは神だ」と豪語しました。確かにツロは知恵に満ち、美の極みであったかもしれません。ツロは美しく、また輝いていました。しかし、そこでは多くの不正も行われていました。そして、非の打ちようがないような美しい町が廃墟になってしまうのです。
エルサレムも滅び、またやがてツロも滅びようとしていました。しかし、イスラエルの民は散らされて行った国々から再び集められようとしていました。人々は大きな、また栄えた町々が滅びていくことを見ながら愕然としたことでしょう。しかし同時に、決して必ずしも大きな町ではないかもしれないけれど、人々がエルサレムに帰還し、またそこに安らかに住み、生活を建て直していくことを見ていくときに、イスラエルの人々も、その周囲の国々の民たちも、イスラエルに主なる神がおられることを認めざるを得なくなっていったことでしょう。
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