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エゼキエル 10章1〜22節 2018年5月17日 |
時に主の栄光が宮の敷居から出て行って、ケルビムの上に立った。(18) 主の栄光が宮を満たしました。最初ソロモンがその神殿を造り、これを主に献げたときにも濃い雲が宮を満たしました。それはまさにソロモンが力をつくして建てた神殿に主がその名を置き、そこを住まいとされたことを象徴していました。しかし、その後のイスラエルの歩みにおいて、彼らは主を恐れることを忘れていきました。
エゼキエルはここで再び、主の栄光が主の宮に現れるのを見ました。それはまさに主が生きておられることを示していました。ケルブは神に仕える天的な存在です。神の箱のふたの上には打ち物造りのケルビムがすえられていました(ケルブは単数、ケルビムは複数です)。ケルビムが地から上がり、宮の敷居から出て行きます。そしてケルビムと主の栄光は宮の東の門の入口のところに移動するのです。イスラエルにとって、主が共にいてくださるというのがまさに救いであり、まさにイスラエルをイスラエルたらしめる神の祝福の根幹でした。しかし、まさに主の栄光はエルサレムを去ろうとしていたのです。
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