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エゼキエル 25章1〜17節 2018年6月2日 |
そしてあなたは、わたしが主であることを知るようになる。(7) アンモン、モアブ、エドム、ペリシテに対する神の裁きの言葉です。これらの国々はイスラエルに隣接していました。アンモンはヨルダン川の東方、モアブはアンモンの南・死海の東側、エドムは死海の南側、ペリシテはイスラエルの南西の地中海に近い地方を治めていました。これらの国々はイスラエルに国難が及んだときに、その滅亡を喜び、悪意をもってイスラエルをあざけり、敵意をあらわにして行動したのでした。
しかし、イスラエルが滅んだのは決して、神がイスラエルを愛することを止めたからではありませんでした。だから、イスラエルに害を加え、傷口に塩を塗るような行動を取る国々に対して、主は毅然とした態度で臨み、それらの国々にも裁きを行われたのでした。その上で、主はその周囲の国々の人々に対しても、悔い改めを迫られます。災いが自分たちにも臨むことを通して「わたしが主であることを知るようになる」ことを主は期待しておられたのです。
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