バックナンバー
|
エゼキエル 15章1〜8節 2018年5月22日 |
人の子よ、ぶどうの木、森の木のうちにあるぶどうの枝は、ほかの木になんのまさる所があるか。その木は何かを造るために用いられるか。(2〜3) イスラエルの農産物は麦とぶどうがとても重要でした。そしてイスラエルの民はよくぶどうにたとえられました。ぶどうはその主人がどれだけ世話をするかで、どのような収穫が得られるかが決まってきます。イスラエルの民は主が最高の世話をしたぶどうの木のような存在でした。そして神はイスラエルの民を愛し、世話をし、豊かなよいぶどうの実を結ぶことを期待しておられました。
ところがイスラエルの民は主に背き、良いぶどうの実を結ぶことをしませんでした。ぶどうの木は実を結ばなかったら何の役にもたちません。火で焼くしかないのです。主はこのたとえを用いて、神に背いて、良い実を結ぼうとしない、イスラエルの民に迫っている裁きを告げられました。イスラエルは良い実を結ぶことができませんでした。後に主イエスは、わたしにつながっているなら豊かに実を結ぶ、と約束なさったのでした。
|
|
|