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エゼキエル 41章1〜26節 2018年6月19日 |
彼はまた拝殿の奥の室の長さを測ると二十キュビト、幅も二十キュビトあった。そして彼はわたしに、これは至聖所であると言った。(4) エゼキエルは御使いに拝殿に連れていかれます。これはいわゆる聖所です。まさに主の宮の本体部とも言えます。幅は二十キュビト、長さは四十キュビト。一キュビトは45センチですから幅は9メートル、奥行きが18メートルということになります。それはまさにエゼキエルが慣れ親しんだ、そしてまたいつも恋い慕うように思い出していた神殿です。約20年前、捕らえ移されて六年目というときにもエゼキエルはそこを見ていました(八章)。その時には神のきよい神殿が汚され、その中でも偶像礼拝がされているという状景がありました。しかしこの時の聖所は静かに静まりかえっています。
そして、拝殿の奥は至聖所です。いわゆる聖所の奥の半分に当たる部分になりますが、そこはまだただの「部屋」でした。主の臨在は神殿を去ったままだったからです。しかし、主はその神殿をきよめ、もう一度建て直し、そのところに住もうとしておられました。そのための準備が神ご自身の手によって着々と進められていたのです。
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