バックナンバー
|
エゼキエル 24章1〜27節 2018年6月1日 |
イスラエルの家に言え、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはあなたがたの力の誇、目の喜び、心の望みであるわが聖所を汚す。(21) エゼキエルは捕囚の地にあって預言をしています。捕囚の民たちは、バビロンの王が西の国々に大遠征をかけていることを知っていたことでしょう。そして、彼らは、主がバビロンの手からエルサレムを守り、また自分たちをもエルサレムに帰らせて下さるという期待を持っていたことでしょう。しかし、エゼキエルたちがバビロンに連れてこられてから九年目の十月十日、エルサレムはバビロンの軍隊に包囲されます。
そして裁きが突然、しかし、確実に臨むこと、また愛する者たちを失う人々に大きな悲しみがあることを伝えるために、主はエゼキエルの妻をその日のうちに取り上げられたのでした。イスラエルの人々の心のよりどころであった聖所が汚されようとしていました。しかし。、そのことを誰よりも大きな痛みをもって見つめ、また悲しんでおられたのは、イスラエルの民以上に、主ご自身でした。
|
|
|