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エゼキエル 38章1〜23節 2018年6月16日 |
そしてわたしはわたしの大いなることと、わたしの聖なることとを、多くの国民の目に示す。そして彼らはわたしが主であることを悟る。(23) エゼキエルは散らされているイスラエルの民が神の直接的な介入によって回復されていくことを告げました。そしてイスラエルは北も南も一つになって平和のうちに住むようになります。そしてその国の中心には聖所があって主が礼拝されます。ところが、苦難の時代をへて、安らかに住んでいるイスラエルの民にマゴグの王ゴグが大軍を率いて攻めてきます。このゴグはエゼキエル書三八〜三九章、黙示録二十章にだけ出てくる名前で、歴史上に実在した王の実名というよりは、神の民に敵対する終末的な存在だとも言われます。
ゴグは安らかに住む、無防備の民に襲いかかろうとします。しかし、ゴグがイスラエルの地に攻め入ろうとしたその時に、神は怒りをもってゴグを撃たれるのです。そしてゴグが主の裁きの下に置かれるとき、すべての民は主が聖なるお方であることを知り、またこの神こそが主の主なるお方であることを知るのです。
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