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エゼキエル 40章1〜49節 2018年6月18日 |
人の子よ、目で見、耳で聞き、わたしがあなたに示す、すべての事を心にとめよ。あなたをここに携えて来たのは、これをあなたに示すためである。あなたの見ることを、ことごとくイスラエルの家に告げよ。(4) エゼキエルが捕囚の民の一人としてバビロンに移されて二五年という年月が流れました。エルサレムが陥落して十四年目。年月はどんどん流れていきます。捕囚の民たちもある意味、帰還することをあきらめざるを得ないような厳しい状況がそこにはありました。エルサレムの神殿もその町を取り囲む城壁も崩されて廃墟になったままです。しかし、主はそんなエゼキエルを幻のうちにエルサレムに連れていかれます。エゼキエルは祭司でしたから、廃墟になる前の神殿や町の様子をよく覚えていたことでしょう。そこで、エゼキエルは麻のなわとはかりざおを持った御使いに出会います。彼はエゼキエルに目で見、耳で聞き、心にとめて、それを捕囚の地にいるイスラエルの民に伝えるようにと言ったのでした。
エゼキエルは宮の周囲から東、北、南の門、そして次の内庭というように外側から測り始めて内側に進んでいきます。一度廃墟になった神殿がそこにはありました。
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