バックナンバー
|
エゼキエル 4章1〜17節 2018年5月11日 |
人の子よ、見よ、わたしはエルサレムで人のつえとするパンを打ち砕く。(16) エゼキエルと一緒にいた捕囚の民たちは、神が必ずエルサレムを守り、ダビデ王家を守って、イスラエルを救ってくださる、そして自分たちも捕囚から解放されて故郷に帰ることを許される、と期待し、信じていました。しかし、主がエゼキエルに託されたメッセージはとても厳しいものでした。エゼキエルは一枚のかわらをエルサレムの町に見立て、それを攻めます。また北王国イスラエルに対する罰のために左脇を下にして三百九十日間、南王国ユダのために右脇を下にして四十日間、動くことができない状態で過ごさなければなりませんでした。エゼキエルの姿を見る人たちが、神のメッセージを受け取ることができるためです。
エゼキエルの食べる食物も、飲み水の量も決められていました。エルサレムは食糧にも事欠くようになっていきました。パンさえあれば何とかなる・・・でもそのパンが断たれてしまったらどうしたらよいでしょうか。本当はイスラエルの民はパンではなく、主にすがるべきだったのです。
|
|
|