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エゼキエル 16章1〜63節 2018年5月23日 |
しかしわたしはあなたの若き日に、あなたと結んだ契約を覚え、永遠の契約をあなたと立てる。(60) カナンの地にあるエルサレムにはもともとはアモリ人、ヘテ人らが住んでいて、その地は異邦人たちの支配の下で罪に汚れていました。しかし、その町を神はご自身の名を置く町として選ばれたのでした。そしてエルサレムの町は栄え、豊かになりました。しかし、その都が美しさを増し、栄えていくにつれて、偶像を拝むようになり、また主にすがるのではなく、アッスリヤにすがり、バビロンにすがるようになります。その罪は、神に滅ぼされたソドムの町よりもひどいほどでした。そしてエルサレムは周辺諸国の笑いものとなっていきます。滅びが迫っていました。
けれども同時に、主はそれでもなお、エルサレムと結んだ契約を忘れてはおられませんでした。確かにその都は罪のゆえに滅びようとしていました。しかし、主がエルサレムと結ばれた「永遠の契約」決して無効にはなりませんでした。主がエルサレムをゆるし、またエルサレムが自らの罪を恥じる日が来ると、主は語られたのでした。
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