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エゼキエル 31章1〜18節 2018年6月8日 |
それゆえ、主なる神はこう言われる、これは、たけが高くなり、その頂を雲の中におき、その心が高ぶりおごるゆえ、わたしはこれを、もろもろの国民の力ある者の手に渡す。(10〜11) エジプトに対する主の言葉が続きます。このところで主はエジプトをレバノンの香柏にたとえます。このレバノンの香柏は非常に美しい木であり、高級建材として重用されました。ここでエゼキエルはレバノンの香柏にたとえられたエジプトがどの木よりも麗しく、その頂を雲の中に伸ばしたと言います。そして、多くの人々や動物たちがその香柏のそばに住み、身を寄せました。それはまさにエデンの園の美しい木々もうらやむほどでした。
しかし、その香柏が切り倒され、捨てられてしまう。それは、その香柏がおごり高ぶったからです。神に与えられた使命に謙虚に従って生きていくことができればよかったのですが、まるで自分の力で栄え、人々を養い守っているかのように思っていたのです。パロとエジプトの人々はまさにそのような存在でした。そして神はエジプトを打ち倒そうとしておられました。私たちは皆、神のあわれみによって立てられていることを忘れないでいたいと思います。
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