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創世記 48章 1〜22節 2015年5月16日 |
わが先祖アブラハムとイサクの仕えた神、
生れてからきょうまでわたしを養われた神、
すべての災からわたしをあがなわれたみ使よ、
この子供たちを祝福してください。(15〜16) イスラエルはますます弱って、死の床につくようになります。そのことを聞いたヨセフは神が自分に与えられた二人の子どもたちを連れてイスラエルのお見舞いをします。そこで、イスラエル(ヤコブ)はヨセフの子のマナセとエフライムを自分の子とすると宣言します。その結果、ヨセフの一族は、マナセ族とエフライム族として数えられることになったのでした。
イスラエルはヨセフの長男マナセと次男エフライムを祝福します。しかし、その時に、自分の右手を次男エフラムの上に、左手を長男マナセの上に置きます。それはそこにいたヨセフにとってもとても不思議に見える行動でした。イスラエルは意図的にそのことをしていたのです。それは単に、自分も双子の弟としてエフライムに肩入れしたくなったということではありません。ヤコブは神の不思議なご計画を二人の生涯の中にも見たのです。実際、後に、エフライム族からヨシュアが出ましたし、イスラエルの南北王朝時代には北イスラエル王国で大きな役割を果たすことになります。
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