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創世記 7章1〜10節 2015年2月2日 |
主はノアに言われた、「あなたと家族とはみな箱舟にはいりなさい。あなたがこの時代の人々の中で、わたしの前に正しい人であるとわたしは認めたからである」。(1) ノアは神に命じられたように箱舟を造りました。人々は罪を重ねていましたが、神はノアとその家族を救うために、その箱舟の完成まで審判を待っておられました。そしてそれは人々が悔い改めて神に立ち返る最後のチャンスでもありました。
その箱舟が完成したとき、神は今度は、ノアに、動物たちや空の鳥たちを清い獣や空の鳥は七つがいずつ、清くない獣は二つがいずつ、箱舟に乗せるようにおっしゃいます。動物たちも整然と箱舟に入っていきます。準備には七日間がかかりました。
また神は、ノアとその家族にも箱舟に入るようにとおっしゃいます。どんなにその時代の人々に馬鹿にされ、またその生き方が愚かだと言われたとしても、神は、ノアに対して、「わたしの前に正しい人だ」と認めてくださったのでした。神は今も、主イエスを信じ、従う者を「わたしの前に正しい人」と受け入れてくださいます。
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創世記 7章11〜24節 2015年2月3日 |
そこで主は彼のうしろの戸を閉ざされた。(16) ノアとその家族が箱舟に入った時、主は彼の後ろの戸を閉ざされました。もう後戻りは一切できません。後ろの戸は閉ざされてしまったのです。そして、その戸が閉ざされてしまった、ということは、神の恵みの時、救いの日が閉ざされるときが来ることをも私たちに教えます。今は戸が開かれています。誰であっても、箱舟ではなく、主イエスを信じてその救いの中に入る人は救われます。しかし、その恵みの時はやがて終わるのです。遅すぎるという時がやがてやってきます。ですから、今のうちに主を信じ、受け入れることです。
戸が閉ざされて、四十日四十夜雨が降り続き、水は地にあふれて、箱舟はついに水の上に浮きます。人も家畜も地の獣も鳥も、すべての生物が滅ぼされてしまいます。救われたのは、ノアとその家族、その箱舟の中にいた動物たちだけでした。神の裁きの時が来たのです。そしてその時になって悔い改めても、救いを求めても、間に合いませんでした。しかし、同時にその箱舟の中にいたノアたちにとってはそれは救いを意味し、新しい時代の始まりを示していました。
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