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出エジプト記 40章1〜15節 2015年8月31日 |
アロンとその子たちを会見の幕屋の入口に連れてきて、水で彼らを洗い、アロンに聖なる服を着せ、これに油を注いで聖別し、祭司の務をさせなければならない。(12〜13) 神は正月の元日に会見の天幕である幕屋を建てるようにと命じられます。イスラエルの民がエジプトで奴隷であったところから救い出されて一年がたとうとしていました。聖所を建て、聖所を奥の間と前の間に分ける隔ての幕を張って、奥の間にあかしの箱を設置します。幕の手前に机・燭台・香の祭壇を置きます。聖所(会見の天幕)の前に祭壇を置き、洗盤は祭壇と天幕の間に置きます。周囲に外と幕で仕切られた庭をもうけます。そして、注ぎ油を注いで、幕屋とその中のものを聖別していったのでした。
もちろん、聖別されたのは建物だけではありません。アロンとその子たちもまた油を注がれて、聖別され、神のものとされて、その特別な務めについたのでした。
教会とは単に、神を礼拝する建物ではありません。主のものとされた私たち一人一人も、主を礼拝するために共に仕えていくのです。
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出エジプト記 40章16〜38節 2015年9月1日 |
すなわちイスラエルの家のすべての者の前に、昼は幕屋の上に主の雲があり、夜は雲の中に火があった。彼らの旅路において常にそうであった。(38) モーセはエジプトを出て二年目の正月の第一日に主が命じられたように幕屋を建てました。その時、雲は会見の幕屋をおおい、主の栄光が幕屋に満ちました。建物自体が重要なのではありません。そこに御臨在下さる主が尊いのです。
幕屋の上に雲がとどまっている間は、イスラエルの民も、そこに宿営しとどまりました。しかし、その雲が幕屋を離れてのぼるときには、イスラエルの民も天幕をたたんで道に進みました。もちろん会見の幕屋も解体されて次の宿営地まで進みました。そして、雲がとどまるとき、そこにまた幕屋がはられたのです。
昼は幕屋の上に雲があり、夜は雲の中に火がありました。彼らの荒野の旅路の間、いつもそうでした。それはたといそこは荒野であっても、。主ご自身がイスラエルの民と共にいてくださるという力強いしるしでした。そしてイスラエルの民は一歩一歩主に従って歩んでいったのです。
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