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出エジプト記 5章1〜23節 2015年6月4日 |
モーセは主のもとに帰って言った、「主よ、あなたは、なぜこの民をひどい目にあわされるのですか。なんのためにわたしをつかわされたのですか。(22) モーセとアロンはいよいよエジプト王パロの前に立ちます。三日の道のりほど荒野を行かせ、主に犠牲をささげ、礼拝の時を持たせてほしいとモーセは語るのですが、エジプト王パロはけんもほろろに、モーセの伝えたリクエストを拒みます。そして、イスラエルの民の労役を一層重いものとしたのでした。
モーセたちがパロのところに言ってからますます労役が厳しくなる中で、イスラエルの民はもうモーセの話に耳を貸そうとはしませんでした。かえって、モーセに対して余計なことをしてくれたというように、怒りをあらわにして背を向けるのでした。
モーセにとっても非常に厳しい事態であり、文字通り途方に暮れるような経験だったでしょう。しかし、モーセは主のもとに帰ります。そして、自分の心の中にある思いをそのまま申し上げたのでした。しかし、神にとってはすべてが織り込み済みでした。
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