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出エジプト記 18章1〜12節 2015年7月2日 |
モーセは、主がイスラエルのために・・・されたすべての事、・・・また主が彼らを救われたことを、しゅうとに物語ったので、エテロは主がイスラエルをエジプトびとの手から救い出して、もろもろの恵みを賜わったことを喜んだ。(8〜9) モーセのしゅうと、ミデアンの祭司エテロが、モーセの妻チッポラと二人の息子たちを連れてやって来ました。モーセはどれほど再会を喜んだことでしょう。モーセは主がどのようにイスラエルをエジプトから救い出されたか、またエジプトを出てからの道のりがどんなに厳しかったか、その中で主がどのようにイスラエルを救ってくださったかを語ります。そしてエテロは神様の救いと恵みを心から感謝したのでした。
これはまさに証し会です。私たちは神様がどんなにすばらしいことをしてくださったかを語るべきです。エテロは神をあがめ、モーセと共に主を喜びます。ミデアンの祭司であったエテロはここまでずっとモーセのために祈り、とりなしてきたことでしょう。そしてエテロも、主が自分の祈りにみごとに答えてくださったことを、モーセの証しを通して知ったのです。そしてモーセとエテロは共に救いをもたらしてくださった神に礼拝をささげたのでした。
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出エジプト記 18章13〜27節 2015年7月3日 |
あなたのしていることは良くない。あなたも、あなたと一緒にいるこの民も、必ず疲れ果てるであろう。このことはあなたに重過ぎるから、ひとりですることができない。今わたしの言うことを聞きなさい。(17〜19) さて、感謝の証し会の翌日です。モーセは朝から、日常業務に当たっていました。モーセが座っていると、朝から晩まで、次から次へと民がやってきて、モーセにお伺いを立て、モーセは神の裁定を彼らに告げます。モーセも休む暇がありませんし、またモーセのところにやって来る民も列を作って待っているのは大変なことだったでしょう。
エテロはその様子を見てモーセに言いました。「あなたのしていることは良くない」。そして、モーセに助言を与えます。それは有能で、神を畏れ、誠実で不義の利を憎む人を選び、民の上に立てて、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長とし、日常的なこと・小さなことは彼らにさばかせ、大きなことについてだけモーセに裁定を求めるということでした。モーセはエテロのアドバイスを受け入れ、それに従いました。自分の間違いを指摘されることは楽しいことではないかもしれません。しかし、謙虚に人の言葉を聞くことのできる人はさいわいです。
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