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出エジプト記 17章1〜7節 2015年6月30日 |
見よ、わたしはホレブの岩の上であなたの前に立つであろう。あなたは岩を打ちなさい。水がそれから出て、民はそれを飲むことができる。(6) イスラエルの民は、主の命じられるままに進み、また命じられるままにとどまりました。しかし、神がイスラエルのために備えられた宿営地レピデムには民の飲む水がありませんでした。人々はモーセに「飲む水をくれ」と詰め寄ります。「あなたは自分たちをエジプトから導き出してかわきによって死なせようとしている・・・」と言い、「本当に主はおられるのだろうか」とさえうそぶくのです。人々はまさにモーセを石で打ち殺そうとしていました。飲む水を求めるのは罪ではありません。しかし、困難の中でつぶやき、神に対する信頼を失ってしまうのは罪となります。
神はモーセに杖を持って、ホレブの岩に行き、その岩を打つようにとおっしゃいました。モーセが主の言葉の通りにすると岩から水がほとばしり出て、民は水を飲むことができたのでした。一番水が出そうもない、硬い岩から、水がこんこんとわき出てきました。神はどのような状況の中にあっても私たちを救ってくださるのです。
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出エジプト記 17章8〜16節 2015年7月1日 |
ひとりはこちらに、ひとりはあちらにいて、モーセの手をささえたので、彼の手は日没までさがらなかった。(12) エジプトを出たイスラエルの民を、今度はアマレク人たちが襲います。モーセはヨシュアをリーダーとして、戦いに送り出します。奴隷であったイスラエルが経験する最初の戦いでした。経験もなく、武器もない・・・けれども、彼らは出て行かなければなりませんでした。
モーセは丘の頂に登って、そこで手を上げます。これは単に手を上げているというだけでなく、モーセがそこで祈っていたことを指し示しているのでしょう。モーセが手を上げているとイスラエルが勝ち、手を下ろすとアマレクが勝つのです。それに気づいたアロンとホルはモーセを石の上に座らせ、両側からモーセの手を支えたのでした。丘の上で三人の高齢者がもう一つの戦いをしていました。
そしてついにイスラエルはアマレクに勝ちました。しかし、ここにはもう一つの戦いがありました。主がアマレクと戦っておられたのです。
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