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出エジプト記 26章1〜30節 2015年8月1日 |
こうしてあなたは山で示された様式に従って幕屋を建てなければならない。(30) 幕屋の造り方が詳細に述べられます。立枠を造って、横木でそれをあい連ね、十枚の幕を織って造り、それを立枠にかけて壁を造りました。その幕屋には巧みな業によって、神をたたえる天的な存在とされ、契約の箱の上にも置かれたケルビムが織り出されていました。そして、屋根の部分を覆う天幕を造りました。さらに、その天幕にあかね染めの雄羊の皮で造った覆いをかけ、またじゅごんの皮で造った覆いをかけました。
ここにはとても詳細な指示が与えられています。イスラエルの人々はモーセが山の上で神から聞いた通りに幕屋を造ります。まさに、この神を礼拝する幕屋は、天における神への礼拝の場の雛形だったからです。
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出エジプト記 26章31〜37節 2015年8月2日 |
その垂幕の輪を鉤に掛け、その垂幕の内にあかしの箱を納めなさい。その垂幕はあなたがたのために聖所と至聖所とを隔て分けるであろう。(33) 幕屋の内部は二つの場所に分けられていました。手前にあるのは聖所であり、奥にあるのが至聖所でした。至聖所にはあかしの箱(契約の箱・神の箱)が置かれていました。そしてこの至聖所は最もきよい場所として、祭司であっても軽々しく近づくことのできない場所とされていました。そして、その聖所と至聖所の間には隔ての垂れ幕がかけられていました。
しかし、主イエスが十字架で死なれたときには、この隔ての垂れ幕が上から下まで真っ二つに避けたのでした。キリストのあがないによって、聖なる神に近づく道が開かれたのです。
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