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出エジプト記 11章1〜10節 2015年6月16日 |
主は民にエジプトびとの好意を得させられた。またモーセその人は、エジプトの国で、パロの家来たちの目と民の目とに、はなはだ大いなるものと見えた。(3) 十番目の災いがエジプトに臨もうとしていました。それはエジプト中の初子が死ぬという災いでした。この時にも、モーセはパロのもとに行って、警告を発しています。しかしパロは、その最後の悔い改めのチャンスをも聞き流して、イスラエルを自由にしようとはしませんでした。しかし、まさにそれは最後の災いであり、どれほどエジプトの王がかたくなであっても、その時にはイスラエルの民に対して懇願するように、エジプトを去らせるのです。
しかし、主はそのような災いの時にも、イスラエルの人々を特別な仕方で区別し、守り、あがなおうとしておられました。またモーセたちはパロ王から憎まれましたが、パロの家来たちやエジプトの民たちの目には、偉大なリーダーとして映りました。モーセの語る言葉がその通りになっていくことを彼らは見ていましたし、モーセが決して私腹を肥やし、民を虐待するのではなく、民のために身を挺して戦っているのを知っていたのでしょう。
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