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ヨブ記 35章1〜16節 2017年4月27日 |
さばきは神の前にある。
あなたは彼を待つべきである。(14) ヨブは、神の前に自分は正しいと言いました。もし、正しい者がこのような苦しみを経験しなければならないとしたら、正しく生きることにどのような意味があるのでしょうか。ヨブの友人たちは、正しい者は栄え、悪い者は災いにあう、と言いましたけれども、実際には正しい者が苦しみ、神に背く者が栄えることのなんと多いことでしょうか。
しかしエリフは言います。私たちが罪を犯しても、全能の神のなさることを妨げることはできないし、また私たちが正しく歩んだとしても、そのこと自体が神を助け支えるということではない。神は大きなお方です。
ヨブは今は、まだ神のなさることが見えていません。肉体的・精神的な苦しみと共に、神が分からないという霊的な苦しみを経験しています。しかし、ここでエリフは、「あなたは彼を待つべきである」と呼びかけます。ヨブはいつの間にか、神を信頼して待つということができなくなってしまっていたからです。
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