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ヨブ記 23章1〜17節 2017年4月15日 |
しかし彼はわたしの歩む道を知っておられる。
彼がわたしを試みられるとき、
わたしは金のように出て来るであろう。(10) ヨブはまた口を開きます。ヨブは神に対して直接自分の疑問を訴えたいと願っていました。また直接神の御声を聞きたいと思っていました。そして、ヨブは自分が神と直接対話することができたら、きっと神は自分を顧みてくださると信じていました。ある意味、ヨブは神の御前にやましいところなく、また神に対する信頼があったのです。
確かに今は、ヨブは苦難の中にあって、神を見ることができないでいます。ただ同時に、ヨブは自分が神が見えない時にも、神は自分を見ていてくださることを知っています。そして多くの試練を通して、自分が金のようにされるとも言うのです。ここにあるのは、単に罪の結果、その裁きとして苦難にあうというだけでなく、苦難を通して自分が試され、自分の正しさが証明されるということでもあったのでしょう。ヨブは苦しみと悩みを覚えながらも、神から離れることはありませんでした。
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