バックナンバー
|
ヨブ記 9章1〜35節 2017年4月1日 |
われわれの間には、
われわれふたりの上に手を置くべき仲裁者がない。(33) ヨブはまた口を開きます。「まことにわたしは、その事のそのとおりであることを知っている」。ビルダデが語ったことは全部ヨブは分かっているのです。そして、神は大きなお方、力あるお方です。そして神が何かをされるときには誰もそれに反論することはできません。神のなされることはいつも正しいのです。
そうだとすればここに一つの問題があります。悪しき者がいつも裁かれ、正しい者がいつも祝福を受け、災難を経験することがない、というのでしたら分かりやすいのですが、現実はそうではないのです。罪のない者でも滅びることがありますし、苦難に直面することがあり、また罪深い者がその罪を見逃されていると感じることがあります。だったら罪ある者も悪しき者も同じではないか・・・。これはまさに神がおられるということを知っているがゆえの悩みです。
ヨブは自分と神との間に仲裁者がいないと叫びます。しかし、まさに神であり人である主イエスが、私たちと神との仲立ちになってくださったのです。
|
|
|