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ヨブ記 16章1〜22節 2017年4月8日 |
見よ、今でもわたしの証人は天にある。わたしのために保証してくれる者は高い所にある。・・・わたしの目は神に向かって涙を注ぐ。どうか彼が人のために神と弁論し、人とその友との間をさばいてくれるように。(19〜21) エリパズの言葉に応えて、ヨブはまた語り出します。
エリパズの語ることはもう何度も聞いてきました。そしてヨブは彼を「人を慰めようとしてかえって人を煩わす者」と言います。ヨブは自分だったら、悩みの中にある人を強くし、慰め、苦しみを和らげるだろうと言います。
確かにこの時、ヨブは大きな苦しみの中にあります。しかし、ヨブは何か罪を犯したためにその罰として苦しめられているのではないのです。苦しみの中にあってもヨブは正しく歩み、清い祈りをささげていました。
友でさえもヨブを責め立て、ヨブをあざけりました。しかし、ヨブは神に向かって涙を注ぎます。そして、「わたしの証人は天にある」と言います。ヨブが今までどのような歩みをして来たか、高い所にいてくださるお方がそのことをヨブのために証言し、また保証してくださるというのです。今、私たちが主イエスを信じる時、神の右にいてくださる主イエスが、天の父にそのことを証ししてくださいます。
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