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歴代志下 35章1〜19節 2017年2月12日 |
祭司にその職務をとり行わせ、彼らを励まして主の宮の務をさせ、また主の聖なる者となってすべてのイスラエルびとを教えるレビびとに言った、「・・・あなたがたの神、主およびその民イスラエルに仕えなさい」。(2〜3) ヨシヤ王はエルサレムで主に過越の祭を行うことにします。そのことが律法の書にしっかり規定されていたからです。ヨシヤ王は祭司たち・レビ人たちを励まして、律法の書に従ってその祭に備え、また行うように命じました。
またヨシヤ王とつかさたち、またレビ人たちは民が過越の祭を祝うことができるように、小羊、子やぎ、雄牛を贈って備えました。そして過越の小羊がほふられ、その血が注がれ、民は共に過越の食事をしました。また律法に従って七日間、種入れぬパンの祭が行われました。レビ人たち・祭司たちもとてもよいチームワークでこれを行いました。レビ人たちは祭司たちを支え、彼らがその働きに集中できるように助けたのです。
主の御言に真実に従おうとしたヨシヤ王のリーダーシップの下で、イスラエルの民はそのようにして自分たちが主にあがなわれた主の民であることを再確認したのです。
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歴代志下 35章20〜27節 2017年2月13日 |
しかしヨシヤは引き返すことを好まず、かえって彼と戦うために、姿を変え、神の口から出たネコの言葉を聞きいれず、行ってメギドの谷で戦った・・・(22) ヨシヤは主の喜ばれることを行い、主もまたヨシヤ王を支えてくださいました。ヨシヤ王の治世は三十年を越え、ヨシヤ王も四十近くなってきました。そのような時、エジプトの王パロ・ネコがアッスリヤの王と戦うために出て来ました。エジプトの王がアッスリヤまで遠征するためにはイスラエルを通らなければなりません。パロ・ネコはその当時、地中海に添うようにして走っていた海の道と呼ばれる街道を進んでいたものと思われます。
ヨシヤは、そのパロ・ネコに戦いを挑みます。パロ・ネコはヨシヤ王に警告を発しますが、ヨシヤ王はその警告を聞くことはありませんでした。聖書は「神の口から出たネコの言葉」と言います。神は時に私たちの周りにいる人々を通して私たちに語られたり、気づきを与えられることがあります。しかし、ヨシヤ王はパロ・ネコの言葉に、神からの警告を聞くことができませんでした。
時に「引き返す」勇気を持つことも大切です。
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